2022年2月に「ギャラ飲み」の紹介会社に登録して、ギャラ飲みで「キャスト」とよばれるギャラをもらっていた女性たちが確定申告無申告だったとして国税局が調査に入ったというニュースがありました。
もともと「ギャラ飲み」の紹介会社に入った税務調査で、会社にはお咎めがなかったのですが、「キャスト」たちは年間で数百万円の所得がありながらも、確定申告をしていないことがわかったそうです。
人数はなんと数十人規模だそうです。
彼女たちは、昼間は会社員などしていて、副業として「キャスト」で稼いでいるのが大多数のようです。
これから彼女たちに税務調査が及びます。過去5年にわたって所得を調査されて、無申告や延滞でペナルティが課されたり大変なことになるとおもわれます。
稼いでいたキャストは年間で1000万円を超えるそうなので、過去5年でさかのぼられた場合、相当重いペナルティになると思います。
お小遣い稼ぎ程度だった方々も、修正申告などをすると、時間差はありますが、
住民税からの所得情報が会社にも伝わるので、
副業禁止の会社では、バレて社内で懲罰を受ける可能性もあります。最悪解雇などもあり得るので怖いですね。
サラリーマンやOLといった給与所得者は、税務申告や納税などの税務処理を会社にしてもらっている方が大多数なので、
「副業」で得た所得について確定申告するということを知らなかったり、わからないまま放置したため、結果としてこのようなことになっています。
税金については知らないと怖いです。世間では「副業」などといわれていますが、きちんとした知識を持つようにしましょう。
今回の件でわかるとおり、税務調査は直接自分とは関係ないところから調査に及ぶケースがありますので、おぼえておきましょう。
また、確定申告していないことにより、あとから住民税が追徴される可能性もあります。